8月31日(月)に、新型コロナウイルス対策がされた石川県地場産業振興センターにて「いしかわ結婚支援セミナー」があり、加賀商工会議所婚活プロジェクトも「女性参加者が多く集まるイベントづくり」と題して、事務局が事例発表してきました。
女性参加者集めに苦戦するところが多い中、当プロジェクトがこれまで11年間婚活パーティーを開催してきて女性の平均応募倍率が1.3倍と比較的好調な理由は2つあります。
1つは、「婚活+αの魅力作り」に力を入れている点です。例えば主催者側も参加者側も出会いだけが目的ならば、参加者ご本人が「今日の婚活パーティーでは良い出会いはないなぁ」と思った時点で急に参加者の態度や雰囲気が悪くなることがあります。合コンで例えるなら世にいう「今日のコンパはないわ。帰りたい。」という状態です。やる気がなくなるので、会場の雰囲気が悪くなります。そして、もう参加したくないなと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、キレイになれる体験や地元の美味しもの、男女の趣味交流体験など婚活+αの魅力をパーティー内に組み込むことで「良い出会いはなかったけど、あのケーキは美味しかったなぁ。今度あの店に行ってみよう!」とか、「キレイになれる体験があったから楽しかった」、「恋人はできなかったけど異性の友だちはできた」とか、何かしら出会い以外の収穫があったと思ってもらえると、その方に余裕のある雰囲気が出て、異性にはより魅力的に見えたり、広い視野で前向きに婚活をしてもらえると考えるからです。婚活だけど気軽に何度も参加したいと思ってもらえる出会いと交流の場をつくりたいと思っています。
もう1つは、婚活パーティーの募集PRより結果報告を重視して発信している点です。結果についてはカップル数に目がいきがちですが、雰囲気や内容、アンケート結果などもなるべくお伝えするようにすることで信頼感と安心感を得てもらえるように努めています。ちなみに現在私どものマッチングは第2候補まで書いてもらい、第1候補同士と、女性の第1候補と了承がとれた男性の第2候補のみカップルとしています。
このように2つ考えられる理由をお伝えしましたが、当プロジェクトの最大の特徴である”お金をなるべくかけずにマンパワーでご縁をお手伝いする”点も、婚活委員の熱意とアットホームさに繋がり、良い相乗効果を生み出していると考えています。これからも、地域企業とともに婚活を応援していきたいです。
また、当日はこのような事例発表の他に、「現代の若者のための婚活支援について」と題して佐藤律子氏による講演もありました。婚活者の年代別によってアドバイス方法がことなることや、コロナ禍におけるリモート婚活のやり方とメリット・デメリットなど、学べることがたくさんありました!どうも有難うございました!